大津 和音|LIFE DESIGN SCHOOL - ライフデザインスクール

icon参加者インタビュー

ありのままの自分で生きること。

この記事では、ライフデザインスクール(以下LDS)卒業生にインタビューを行いLDSの価値と「あなたの好きはなんですか?」について迫っていくインタビュ記事です。

こんにちは!はぐくむ広報インターンのみげるです!

今回はLDS17期生の大津和音(あだ名:かず)という人間についてインタビューをしてきました。

そんな彼女になぜライフデザインスクールに入ったのか?そして卒業してから今夢中になっていること!好きなことは何なのか?根掘り葉掘り聞いちゃいました。

ラジオ自己紹介_かず.004

みげる:こんにちは!今日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介からお願いします。

かず:大津和音22歳です。大学四年生で今は一年間休学してます。半年間の留学をしていてイギリスとデンマークに居ました。帰国してから実家の山形で暮らしています。本を読んだり、最近はトートバッグ(鞄)を作ったりしてます。

みげる:おお!トートバッグ作りですか?

かず:はい!デンマークに居た時にDIY(Do It Yourself)の授業があったんですけど。その時に初めてバッグを作ってみてハマったんですよね。日本に帰ってきてからもちょっとずつ作っています。(笑)

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今作っているバッグのボタン

素直な自分でいられる居場所

みげる:かずはどうしてLDSに入ろうと思ったんですか?

かず:2つあるんですけど、1つ目は人との関わり方を見直したかった。2つめは自己表現する方法を模索したかった。自分のことをもっと知りたくて。LDSでは、自分のことを人との関わり合いの中で知ることができる。自分1人では限界があるから、そこに魅力を感じていました。

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みげる:なるほど!どちらも1人で模索するには難しいテーマですよね。参加してみてLDSの価値ってなんだと思いますか?

かず:考えたんですけど、一番は素直な自分でいられる居場所が見つかることだなって思います。自分の中で「あ!今これやりたい!でも、突然こんなこと言い出したらどう思われるんだろ。」と思うことでも、発言してみると「いいじゃん!面白そう!」って返ってくる。最近も一緒に政治のこと勉強しようって声かけてみたら、数人集まってくれたり。やりたいこと、必要だと思うことが、人の目をちょっと気にしてしまうことだとしても、LDSなら誰かしら受け入れてくれる。一緒にやる人が見つからなかったとしても受け入れてくれるだろうなって。受け入れてくれる安心感があるからありのままの自分で居られる。そんな仲間が見つかる所だと思います。

かず:色々な人が居るのも価値だと思う。皆それぞれいろんな場所で生まれて、違う学校に通っていて、それぞれ人生を歩んでいて。その数だけ生き方があって、問題も抱えることもある。楽しいことも苦しいことも一緒じゃない。だからこそ、関わり合って気がつけることがいっぱいあって、より開かれている場所のような気がしますね。

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過去の事実だけでなく感情ごと見つめ直せる。

みげる:お互いが素直になって関わり合える居場所って価値ですよね。かずがLDSに参加して救われたことはありますか?

かず:一番救われたことは過去について向き合ったことです。理由は、過去に起きたことって自分では癒えているというか、昔辛かったことは昔のことだから、今の自分には関係ないんだろうなって思っていた。それがLDSの過去編をすると、過去の事実だけでなく感情ごと見つめ直せる。成長すると事実を見直すことはあっても、その時の感情を見つめ直す機会ってどんどん無くなっていくじゃないですか。それを掘り返して、一緒に見つめ直してくれる人がいる。過去に傷ついたことって、割と今の自分のストッパーになっていたり、制限することがあるんだなって気づけたことがすごく大きかったです。

みげる:事実を振り返ることはあっても感情を見つめ直す機会は、なかなか無いですよね。深いですね!

かず:ふかいいー(笑)

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みげる:はい、じゃんじゃん質問しますね!(笑)次にお聞きしたいのはLDSで学んだことはなんですか?

かず:そうだな、、、1人じゃ生きていけないなってこと。最終的に自分のやりたいことを進めたり、自分の心を救うのって自分自身にしかできないけど、それでも寂しいって言えたり、人に甘えたくなったら甘えられたり、辛い時に人に話を聞いてもらったり。お互いにそういう関係でいること。そこから人と一緒に生きていくことを学んだ気がします。

みげる:確かに人って1人では生きていけないですよね。LDS期間中はどんなことをやってましたか?

かず:私は基本的に花にまつわるチャレンジをしていました。1個目は花束を作ること。どういう花束が良いかヒアリングして、そのイメージや二人の思い出とかを元に花束を作るのと、2個目は花図鑑ですね。その人を連想させる花を選んで図鑑にすることをやってました!画像5

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アクションを起こすから見えること。

好きなことでも意外と進まない。自分がやってみたいって思ったことですら進めるの難しいんだなって。

みげる:花のチャレンジ良いですね!アクションのきっかけはあったんですか?

かず:自分の好きなことで生きていきたいっていう気持ちが強かったから、好きなことで人と関わる方法を模索していました。自分が好きなもので、どんな風に人を喜ばせたり人と関わっていけるのかを考えていたのがきっかけです。

みげる:なるほど!アクションをしている中で起きた葛藤とかありますか?

かず:好きなことでも意外と進まない。自分がやってみたいって思ったことですら、進めるのは難しいんだなって。そこで人にすごい助けてもらった。あとはやってみて気がつきました。やってみることで、自分の好きなことが人を喜ばせることにつながるんだなって、嬉しくなる。花束の作り方にしても、人が喜んでくれるけど、この方法でつくるのは自分が面白さを感じなかったり、頭の中にあったアイディアが行動になってみたことで、気がつけることがたくさんありました。葛藤したこともあったけど、結果プラスでした!

かず_お花

「その人がその人で生きていける社会がいいな」

みげる:やってみて気づくことって、たくさんある気がします。自分のやりたいことが見つからない人はとにかくやってみるのが良いですよね。今後実現していきたい未来をお聞きしたいです。

かず:「好きなことをして、好きなものに囲まれて、好きな人達と生きていく。」これに尽きると思います。悩んだり苦しいことは、もちろんどこにいてもあるけれど、自分が正しいと思えるところで悩みたい。あとは「その人がその人で生きていける社会」を実現していきたい。ステイホーム中に飾ってた花を見てて、気がついたことがあるんだけど。

みげる:うんうん。

かず:同じ茎から出ているのに、全然違う色味の花が出てきたりするんだよね。同じ茎から出てきているはずなのに、こんなに違うんだって。同じ畑から作られる野菜でも、形が一個一個違う。人間も同じ人は1人もいなくて、違うことは当たり前。全然違う人同士が生きているから、働きはじめるタイミングとか、学校に入るタイミングとかもそうだけど、その人がその人らしいタイミングで、やりたいことができる社会であってほしい。そういう社会を創り上げていきたいと思います。

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みげる:とっても素敵ですね!その人らしいタイミングでやりたいことができる社会だったら良いですよね!これはデンマークの留学を終えてアップデートされた感じなんですかね?

かず:そうかもしれない。デンマークの先生の言葉で「子どもは絵を書くことが何よりも好きかもしれないし、数学をやりたいかもしれないし、何をしたいかはその子自身が見つけるはず。きちんと大人はその子が見つけるタイミングがくるまで待ってあげるべきだよ。子どもは子どもらしくいられる期間をつくるべき。」って小中学校の先生が当たり前のようにポロッと話してくれて。それをよく覚えてる。ちゃんと待ってあげられる社会ってのは心地いいんだろうなって。

みげる:その子の中に答えがあることをちゃんと信じている感じが良いですね!今後はどんなことをやっていきたいですか?

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学校の近くの海から拾ってきた石や貝殻

やっぱりつくることがおもしろい

かず:やっぱりつくることがおもしろくて、バッグとか花を束ねることをやっていきたいし、飽きるまで続けていきたいって思ってます

みげる:おお!いいですね!つくることはかずにとってどういうことなんですか?

かず:つくることって何なんだろう、、、自分が本当に好きなものをつくることで、そういう自分がいることを知っているのかもしれない。そして、そういう自分を認めること。こういうものにしようと思っても、最終的に全然違うものになったりして、作りながら驚くこともある。それが在りたい自分でいるってことかもしれないし、あとは言葉以外のコミュニケーションの方法を模索しているのかもしれないです。言葉は分かりやすいし、大切だけど、たまに一部分のような気もするから。まだ正直分かってないと思う。

みげる:在りたい自分ですね!

かず:そう!在りたい自分。なんだろう、人の事とか周りを気にせずに媚びたりせずに、私はこういうのが良いって出してみる。つくることによってそういう自分がいることを認めている気がします。

みげる:たくさん自分を認めてあげるってどんな感じですか?

かず:これが生きるってことかもしれないですね!(笑)

みげる:なるほど!深い!最後にLDSを検討している人やこの記事を読む人に伝えたいことはありますか?

その人のタイミングで入るのがいい。

かず:すみません、正直あんまり思い浮かばないんですけども、人それぞれタイミングがあるので、気になっているなら入ってみてもいいのでは?って感じです。私は入るときめっちゃ迷って(笑)入んなくてもいいかなって。でも気になるな〜どうしようかな。まあ、入ってみるか!って入ってたら22年間生きている中の数個しかない分岐点の1個になった。あの時迷いながら入ってくれた自分にも、きっかけになった人達にも感謝してる。ありがとう!って思ってます!!

みげる:ありがとうございました!

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