肱岡 佑|LIFE DESIGN SCHOOL - ライフデザインスクール

icon参加者インタビュー

「大手からベンチャーに?」違和感と向き合うことで願いは見つかる。

みげる:こんにちは!はぐくむ広報インターンのみげるです!

今回はLDS18期生の肱岡佑(あだ名:ひじ)という人間についてインタビューをしてきました。

そんな彼になぜLDSに入ったのか?そして卒業してから今夢中になっていること!好きなことは何なのか?根掘り葉掘り聞いちゃいました。

めいっぱい人生を生きる人が増えて欲しい。

みげる:こんにちは!さっそくですが自己紹介をお願い致します!

ひじ:肱岡佑。ひじって呼ばれてます。今は社会人2年目で2社目になります。教育系のベンチャーの武田塾で働いています。日本初授業をしない塾で入社そうそう100人以上の校舎長を務めています。プライベートでは勉強会に参加するのが楽しくて、ここ数ヶ月はNPOグリーンズが運営しているコミュニティーの教室に通っていたり、そこで出会った人の縁で議論メシってオンラインコミュニティーや生き方テラコヤに参加してたりして、仕事以外でも対話やコミュニティー運営を軸に色々と話している人です。

みげる:おお!凄いですね!教育系のベンチャーって忙しいイメージですけど、楽しく働いている感じなんですかね?

ひじ:そうだね(笑)楽しいと言えば楽しいけど、苦し楽しく働いているが的確かもしれない。とにかく仕事量が多くて生き延びるのに必死って感じで、高校生にとって、大学生にとって何を届けたいのか?をめちゃめちゃ考えると自分の力が足りないなって思うこともあるけど、今の自分を奮い立たせてやっている。しんどさもあるけど目指したい方向に向かって成長している感覚があって苦し楽しさを感じているね(笑)

みげる:そうなんですね!苦し楽しい!なかなか聞かない表現ですね。(笑)今の段階で描いている目標や実現したい未来はどんなことを描いていますか?

ひじ:めいっぱい人生を生きる人が増えてほしいって思っている。もったいないと思うことが多くて、もっと輝けるのに、自分の自信を失わなくてもいいのにって思うことがある。最近見えてきているのは対話やコーチングを通じて、目の前の人に自分自身の大事なことに気づいてもらうきっかけを創ることと、組織や集団に対してお互いを活かし合って良いエネルギーで進んでいけるような関わりを促していきたい。ゆくゆくは社内コーチやコミュニティーマネージャーになっていきたいと思っています。

長い目で自分の人生を考えるために入ったLDS

みげる:ありがとうございます。そんなひじはどうしてLDSに入ろうと思ったんですか?

ひじ:「人の人生をつむげる人になりたい」と思ってキャリアアドバイザーとして働いていたんだけど、一番大きかったのは長い目で自分の人生を考えた時に「自分は何をしたいのか?この先どうなっていきたいのか?」がわからなくなったのがきっかけでした。

大学2年生の後半からNPO法人団体カタリバを通して高校生の人生とたくさん向き合ってきました。向き合っていく中で、どんな人にも人生のドラマがあることに気がついて「人の人生をつむげる人になりたい」と思って対話とか人に向き合うことを大切にしてきた。人と向き合う中で、自分にもたくさん問いが立っていたけど、自分についてじっくり考える時間は取らずに就職しました。キャリアアドバイザーの仕事を始めたけど、自分の思い描いているものと違うなって違和感を感じ始めていたからですね。

「仕方ない。」で自分の人生を終えたくてこの会社に入ったわけではない。

みげる:ありがとうございます。LDSに入ってみてどうでしたか?

ひじ:特に向き合った問いは仕事をどうするか?でした。一社目の会社はいつか辞めるかもと思っていたけど、こんなに早く辞めるとは思っていませんでした(笑)

会社に入ってからずっと違和感を感じていたんだけど、入る前の期待値と実務へのギャップが大きかった。もっとビジョンに対して社員同士で議論をしたり対話をして「皆がイキイキと働いて笑える世界観ってなんだろう?」という問いに愚直に向き合えると思っていたけどそうでもなかった。入って感じたのは普通の会社だなって。電話とかテレアポで営業をして数字を獲得するために必死になる。目の前の人のストーリーではなくて、数字で大きく評価される。

頭ではわかっていた。仕方ないって。でも、その仕方ないで自分の人生を終えたくてこの会社入ったわけではないって思っていた。

LDSを通じて今まで見て見ぬ振りをしてきた違和感に向き合わざる終えなくなった。毎週のクラスで今のリアルな気持ちとか、本当に願っている自分の願いを吐いていたらいっぱい気づいちゃったって感じでしたね。(笑)

違和感と向き合う中でようやく本当はこうありたいという願いが出てくる。

みげる:違和感を感じて起きた変化は何がありましたか?

ひじ:人生で初めて目の前のことをこれ以上やりたくない。頑張りたくないって気持ちが出てきたことがしんどかったです。

今までは人生のメインフィールドで頑張れないことはなかったのに、初めてメインフィールドで頑張れなかった。会社から求められる数字だけを追い求めたくない自分や、もちろん仕事ができない自分もいた。頭を使わないで電話をしまくることができないと逃げている自分もいたけど、それ以上にやりたくない。頑張りたくない気持ちが出てきたのがしんどかったです。

LDSでその気持に気づいてしまった。合宿で山に登った時にめっちゃ走った。限界にチャレンジする感覚を思い出して、こういうのがしたいんだよ。自分の力を出し切る。「自分の中の全てを目標に向かって出し切ることがしたいんだよな。」って思い出した。自分が応援したくて良いなって思うことに真っ直ぐに全力で向かいたい気持ちが湧いてきた。もちろん次は決まっていなかったけど、その日に今の会社にいるのは辞めようと思った。

みげる:そこから転職活動というか、自分の見えてしまったものを解消するためのアクションが始まっていったんですか?

ひじ:自分の中でも覚悟が決まりきらなくて、なかなか一歩目が踏み出せなかったんですよね。規模は100人弱くらいで組織を応援できる仕事がしたいと思っていて、NPO法人団体カタリバが好きだったから人事職で関わりたいと思って応募をしたりしていました。でも、周りの人から理解を得ることができなかったんですよね。大手を辞めてNPOに行くのがキャリア的にも周りの人からも何で?とあまり理解されなくて、、、自分の中でも覚悟が決まりきらなくて一歩目が踏み出せなかった。

12月の頭に「今の仕事から逃げていただけなのかな?」って思ったので、もう1回頑張ろうと戻ったんだけど、身体と心が受け付けなくなっていて「電話を取りたくない。」そう思って会社を休んだ時に限界だねって。上司にも話をして辞めることを決めた。1ヶ月位上司は向き合ってくれたけど、年内に正式退職が決まった。それから徐々に次のアクションをしていきました。違和感と向き合う中でようやく自分の価値観とか許せないことから出てくる。本当はこうありたいという願いが出てくる。そういうものが転職活動を通して見えてきた。

仲間が居たからできた決断だった。

みげる:前に進む一歩を踏み出し続けることができたのはどうしてだと思いますか?

ひじ:前に進もうと一緒にもがいていた仲間のおかげだと思います。LDSの同期もリアルタイムで葛藤しながら少しづつチャレンジをして進んでいく姿に刺激をもらっていた。会社の同期のもがいている姿をみて、やっぱり違うよねって話をしていて、仲間が居なかったらできない決断だったなって思っています。

転職支援をしていたから頭で考えると早期離職はデメリットでしかない。けど、デメリットだとわかっていても当時はそれをするべきだって思った。その結果、未来がどうなってしまっても後悔はしないって。その選択をして止めておけば良かったとは思わないし、その選択を通じて自分の世界が開けたと感じています。

消えない願いは「対話を通じて人生が最高な方向に進んでいく応援がしたい。」

みげる:ひじが今後実現したい未来は何ですか?

ひじ:直近のことでいうと今の受験生が受験を終えるまではここに絶対居ようって思っている。他に魅力的なものがあっても辞めたくない。面倒を見きりたいって想いがある。彼らが受験をやりきって終えたらいいなって。この一年間で凄い大きいチャレンジをしてて、勉強ができない子が泣きながら葛藤しながら進んでいる姿に勇気と元気をもらっていた。

消えない願いは対話をしたい。対話をして本音の部分を共有しあって、自分はこうして生きていきたい事を一人一人が自分の言葉で表現して、受け入れて、自分の人生が最高な方向に進んでいくことを応援していきたい気持ちが強くある。自分が関わる人や周りの人に対してそうなって欲しい想いはある。どんな形であれ実現できるようになりたい。

みげる:はぐくむでファシリテーターやりそうですね!

ひじ:やっちゃうかもしれないですね(笑)

みげる:業務委託かもしれないですけどね、ひじクラスができそうですね

ひじ:やりたい(笑)けど、まだできないね(笑)自分の足で立てるようになったり、選べるようになったらしていきたいです。

若手社会人に伝えたいのは「まあ、悩むよね。」

みげる:最後に読んでくれる人に伝えたいメッセージをお願いします。

ひじ:1年目〜3年目の若手社会人に伝えたいのは「まあ、悩むよね。」って。誰だってそうだし、それはそうでしょって。こういうことしたいと思えば思うほど苦しくなる。間違いない。そんなことを考えなければ楽に過ごせる。精神的にはブレずに過ごせたりするかもしれないけど、いつか生きていく上で向き合う葛藤だと思っている。でも、それに早く出会ってしまったんだなって。この記事を読むってことは、その渦中のしんどさはわかると思う。でも、進んだ先には今と違う景色が広がっているのは伝えたい。その勇気は持ってほしい。今の環境で頑張るにせよ、別の環境で頑張るにせよ、その想いとこだわりを発揮する勇気は持ってほしい。自分ひとりだと難しいと思うからそういう時に、LDSとか自分の仲間を活かしあって進んでほしいと思っています。

僕はいつもでも話をします。話したからったらメッセージを送ってくれればお話します。どんなに忙しくても拒みません。どんなに忙しくても時間を作ります。

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