参加者インタビュー
ライフデザインスクール
参加者インタビュー:
中村優花(前編)
2017年4月から6ヶ月間に渡り、11期生としてLIFE DESIGN SCHOOL(以下 LDS)に通っていた、中村優花。みんなからは、「ゆかし」という愛称で呼ばれています。LDSを卒業した彼女は今、LDSの半年間について何を考え、これからどこに向かうのか。様々な場所で花を開かせ、よりいっそう輝くゆかしに、LDSに参加してみての感想やこれからについて聞きました。
「自分はどうなりたいか」を考えることから逃げてきた
ーー今日は LDS のインタビューということで、ゆかしに LDSに参加してみての感想などを聞いていきたいと思います。1 番始めは、そもそもゆかしは、なぜ LDS に参加しようと思ったの?
ゆかし:今もそういうところがあると思うんですけど、昔は目の前を通った船にとりあえず乗ると いうことをやっていました。だから、LDS が私の目の前を通過したので、乗りました。なんで乗っ たかというと本当に直感で、なので LDS が目の前を通ってくれたから乗れて、ちゃんと終着地ま で辿り着けて、卒業できたという感じです。
ーーなるほどなるほど、直感で乗ったと。直感で乗ってみて、どんな旅路だった?
ゆかし:最初はとても辛い旅路でした。新しい環境とか新しい集団に入ることは自分にとって挑戦的なことで、信頼関係を築くことが難しくて、みんなとの信頼関係を築けなかった。LDSでは初回からみんなとペアトークしたりとか、モーニングノートを書いたりという波になかなか乗れなくて、最初は辛いなと思うことはありました。
ーーそこからゆかし自身はどんなチャレンジをしたり、変化をしていったの?
ゆかし:小さなチャレンジはたくさんあるんですけど、一貫していうと「考え続けること」。今までずっと考え続けることから逃げてきたので、そこから諦めないで考え続けることは、1つの大きなチャレンジだったかなと思います。
どういうことかと言うと、直感で乗ったと言うのも、本当にLDSに入りたいのかとか、LDSでどうなりたいのかというところを考えることから逃げてきていました。「入ればなんとかなるでしょう」みたいに、考えることを諦めてしまっていたんです。
ライフデザインスクールの価値は、問題の根源を考えていけること
ーーチャレンジや変化をしていった中で、ゆかしにとってLDSの価値はどんなところにあると感じた?
ゆかし:LDSの価値は、問題だと思ったところの更に根っこを考えさせてくれるというところですね。問題が起きると、その表面的な部分を解決しようとしますけど、その起きている問題のもっと奥に、自分も気づいていない問題とか課題があって、そこに自分自身の思い込みとか、色眼鏡や囚われがあって、そこを見つめていかないと本質的な解決にならない、ということに気づかされました。
今、LDSを通じて、問題のその奥までさらに掘り下げられるようになっていて、そこが変わると、自分がみるみるうちに変わっていく。その根源を一緒に深堀ってくれて、その根源を一緒に変えてくれるような。そういうところにLDSの価値があると思います。
ーーいいね。問題の奥にある問題の根源みたいな。
ゆかし:そうですね。LDSでは問題の奥に潜んでいる根源を一緒に深堀っていって、それを変えるためにどうしたらいいかっていうのを考えさせてくれる。その結果として、問題の根源が変わる。私も、ここの性格は変わらないだろうな~と思っていたところを変えることができました。最後のフォーラムの時の発表を見てくれていた友達からは、「全然変わったね」と言われました。
ーーうん、うれしい。自分たちとしても本質的な変化に取り組める場所でありたいと思っているから。
ゆかし:自分でも気づかない変化もあったりして、嬉しかったです。